
サマールンルン


キャンバスとノートに描く自由気ままな物語

大衆食堂の夜

小雨の夜 星空の三日月が・・小さな闇

デスクの上のボールペン 雑念と重ねる

ぼんやり錆びた鉄のレール

白いコンクリート階段 迷路のようなビル

テレパシーとはあるのか? 雨の日のハナシ

夕方 海釣りへ行こう

部屋に散乱するリモコン 全ては蜘蛛の巣へ

まだ景色ははっきりと見えない ぼやけた丘までの途中 気にしているということと・・・

コンビニの真ん前 二人で見渡した景色の向こう

冷汗の日々 まるで公園のジャングルジム

オープンカーで過去を走る 颯爽とドライブしよう

耐えると全然楽しいの奇妙なバランス

長方形のテーブルに座りみんなでトランプ

い〜い感じになるのを目的に

涼しい風に混じったカフェの紅茶の香り

エスプレッソの美味しいコーヒーショップ

寒くなってきた夕方の帰り道

砂の地上のちょっと下で遊んでいる

海のようにゆったりと がんじがらめの人生で

線を走らせる・・・・描かれた模様は

少しだけ深くなった水たまり

外にアンテナを張る男

すぐ近くにあるハンバーガー屋

ホワイトボードの教授

鋼(はがね)のように強く歩む

涼しい12月の上旬 真っ白の空
