
サマールンルン


上から四段目の引き出しにしまっていた小さなメモ帳

ツバメの巣をよく見ていない

雲から降ってきた二人のヒロイン

雲の上のひよこ

木と小さな池の横の自販機

ほどよく光があるかどうか

究極の決定的なことにようやく気付く

3つの群衆

深夜の怪しげな河川敷

集約化される赤い血

二両編成のバイク モノレールを走る

パソコンデスクの左端の空き缶

丸い街 少し端っこが欠けて森になっている妙に癒される場所

空気が少しだけ濁っている朝の道路

台所のお皿に少し残った人参

つまらない辛い仕事の毎日にゴール探し 大きく盛り上がる

ハンドルを握りしめている誰か

岩場で少し短めのパレオをつけて

山に朝の霧がかかる どこかのケーキショップでは・・・・

感受性のアンテナ 小雨の中キツい

これからの毎日の作業量をゲーム感覚で測る 結局は・・・・

黄色い床のラーメン屋

日にち単位・・・・極端な居直りでチューニング

寒さに鈍感だった2月

空気中に浮かんできた雑念をキレイにまとめる

ある会館の前にクレープの移動販売車

そこでしか売っていない缶コーヒー

何かが大きく膨れている感じ
