
サマールンルン


その化粧品はそこを流れたらそのシールを貼られるだけ

少し深入りして絵を描いてみる

使われなくなった線路の上の溝

落ちたらきっともう元にはなかなか戻れない

寒くて熱い夜の音楽鑑賞

ひんやり・・・・心地よい朝

自分が進む道路 その立ち位置

何かを守っていたが 進んでくると何のことかさっぱり分からなくなった

結局は自分の綱頼りなのか・・・・と思う時

打つように書く 泥沼の部屋の中

朝の窓 線路の向こうに見える電柱と電線

とある夕方の宅配便

自分なりのやり方で描いている絵画

不快な雑念がよぎる公園

そっちが先ではなくこっちが先

島国の民族衣装を着て丘の上まで

頭の中のでっかい電波塔 先端に装備した小さなスイッチ

この街へ来て数年 意外と一度も行ったことがなかった焼きそば店へ

薄い霧がかかる街の南の山 気付きにくい路上の罠

【無料】段々暗くなってきた列車

【無料】未熟で壊れそうな感じを長所に

【無料】元々小さかったものが散らばって街になった

そういうことをやっていくのが普通 まるで学生みたい

旅の半(なか)ば やけに日当たりのいい場所

【無料】通りすぎてみたら・・・過去の景色はわりと綺麗

【無料】朝の電線に止まった小鳥 推敲する詩人

未来の図鑑に載りそうな物珍しい雲 よく見ればどこにでもあった

だからこそ出来ている・・・・という話
