
サマールンルン


雪がチラつく朝 動かないが言い訳はできない

自伝ではないが・・・・台風の中のルービックキューブ

街の外れの美術館

何だったのだろう 今ではもうさっぱり・・・・

微妙なところ・・・・寒の入り

街で噂のゲームセンター

小さなことが大きくなっていく そのエネルギーに初心を折られぬように・・・

牧場の歌姫

はるか左上のランプで自分を俯瞰

博物館巡り周遊列車と筆

幽霊の暗部を垣間見たのでもう平気

上から四段目の引き出しにしまっていた小さなメモ帳

ツバメの巣をよく見ていない

雲から降ってきた二人のヒロイン

雲の上のひよこ

木と小さな池の横の自販機

ほどよく光があるかどうか

究極の決定的なことにようやく気付く

3つの群衆

深夜の怪しげな河川敷

集約化される赤い血

二両編成のバイク モノレールを走る

パソコンデスクの左端の空き缶

丸い街 少し端っこが欠けて森になっている妙に癒される場所

空気が少しだけ濁っている朝の道路

台所のお皿に少し残った人参

つまらない辛い仕事の毎日にゴール探し 大きく盛り上がる

ハンドルを握りしめている誰か
